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レパトリ(レパトリエーション)

レパトリ(レパトリエーション)とは、戦争などで敵国に捕まった捕虜を本国に送還したり、出征していた兵士が本国に帰還することが語源で、「海外に投資していた資金を自国に戻す」ことを言います。

外為相場では、日本の機関投資家などが、日本の決算月である3月や9月に向けて、外貨建ての投資資産を決済して、円転=円買いをすることをレパトリと言ったりします。

加えて、米国債の償還が毎年、2月、5月、8月、11月の中旬15日ぐらいに予定されており、この償還・利払いに伴うレパトリが円高に作用するということが意識されています。
(「8月の円高」といわれるアノマリーの理由として、この米国債の償還・利払いに伴うレパトリが原因として挙げられたりします)

但し、機関投資家による、レパトリがいつ実施される時期は明確に分からないので、このレパトリの時期に必ず円高になるということはないので注意が必要です。

加えて、レパトリというのは、外貨を円に戻すことだけを言うのではなく、米国の機関投資家が外貨投資していたものをドルに戻す際にも使われます。

最近では、2005年の後半にドル高が進みましたが、この要因として米国本国投資法(HIA:Hometown Investment act)に伴うレパトリが寄与したと言われています。

この米国本国投資法は、米国企業が利益や配当金、余剰資金を米国内に海外から戻す場合、2005年に限って通常35%の法人所得税率を5.25%に減税するというものです。これにより、米国への資金還流、つまり米国企業によるドル買い=レパトリが発生し、ドル高に作用した原因の一つとされています。

このようなレパトリに絡む外為相場の値動きというのは、数日といった短いタームでは掴むことができず、絶対ではありませんが、数ヶ月といったタームでは季節要因として、レパトリを一応は意識しておいた方がよいと思います。

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