« 2008年05月25日 | Top2008年07月28日 »

最新記事【2008年07月22日】

香港では、中国の人民元ではなく、香港ドル(HKD)を採用しています。香港ドルの大きな特徴は、ドル・ペッグ制を採っている点です。

ペッグ制とは、一種の固定相場制のことであり、特定の通貨との為替レートをある一定の範囲に保つ制度のことを指します。

香港ドルの場合、具体的には1USD=7.75〜7.85香港ドルの間で変動が認められています。もし仮に、この7.75〜7.85の範囲を超えた場合には、香港当局が市場に介入して、この範囲内に収まるように市場を誘導します。

このため、米ドルと香港ドルの金利差が有る場合、為替リスクを抑えながらスワップ金利を取るというキャリートレードに活用することもできます。

しかしながら、米ドルと香港ドルの金利差が大きくなければスワップ金利も年利で1%程度ということも発生するため、それだったら日本国債を買った方がいいという場合もあります。
(為替リスクは抑制することができますが、政策金利の変更によるリスクはあるということですね)

加えて、香港ドルは中国ということから人民元との相関性があると思われがちですが、基本はドル・ペッグ制ですので米ドルと連動します。

ただ、人民元の代替通貨として香港ドルの売買がされるということは否めませんので、完全に人民元と無関係とも言えません。(中国・人民元の動きにつられるということが普通に発生するという意味です)

外為で資産運用!空飛び猫の外為情報

外為証拠金取引で資産を形成。外為でセミリタイアを狙うサラリーマン外為トレーダーが送る外為情報。外為相場に大きな影響を与える外為経済指標の見方や解説などを中心に骨太な外為情報をやさしくお伝えします。誰でも外為で儲けるチャンスはありますが、知識武装も重要です。空飛び猫の外為情報を読めば、外為なんて恐くない。
外為取引の”経験”から培った有益な外為情報をお届けします!


当サイトについて

『外為で資産運用!空飛び猫の外為情報』は、All About(オールアバウト)登録サイトです。
【本サイトはプロモーションを含みます】
空飛び猫allabout
トップ > 投資・運用 > はじめての投資 > はじめての外貨投資 >
外国為替保証金取引
スポンサードリンク
更新履歴