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最新記事【2007年05月21日】

国内の外為証拠金取引業者が扱っているメジャー通貨を中心に、それぞれの特徴を独断と偏見を交えながら、ご説明していきます。

詳しくは後に述べますが、外為市場で取引されるメジャー通貨は、以下の地域ごとに分けることが出来ます。

米州通貨:USD(アメリカドル)、CAD(カナダドル)

欧州通貨:EUR(ユーロ)、GBP(英国ポンド)、CHF(スイスフラン)

オセアニア通貨:AUD(オーストラリアドル)、NZD(ニュージーランドドル)

アジア通貨:JPY(日本円)

その他新興国など:ZAR(南アフリカランド)

もちろん、世界には他にもたくさんの通貨があります。(例えば、アジア通貨の仲間で言えば、中国の人民元、韓国のウォン、タイバーツ、マレーシアリンギなどなど)

しかしながら、マイナー通貨を扱っている外為取引業者が少ないことに加え、マイナー通貨ではスプレッドが広く、つまり取引コストが高くなってしまうので、個人投資家が知るべき通貨としては、上記のメジャー通貨の値動きを押さえておけば基本的に問題ありません。

加えて、マイナー通貨は取引量が少ないため、流動性リスク(リクイディティ・リスク)が高く、とんでもない動きをしたり、売買が一時的に出来ないといった危険性もメジャー通貨に比べて高いので、その点からもさほどオススメはできないとも言えます。

ただし、マイナー通貨の流動性の無さを利用して、大きな値動きを狙うという戦法もあります。この際には、損失をきっちり限定できるよう、いつも以上に厳格なリスク管理をしておく必要があります。

USD(アメリカドル)
・言わずと知れた世界の基軸通貨。いくら在りし日の強いアメリカに影が多少差したといっても、現在の世界で最も国力がある超大国であることには変わりません。
世界中どこに行ったって、USDを両替できない国・地域があるでしょうか?(あるかも知れませんが、、)

輸入・輸出業者などのような実需筋の決済にしても、USD建てが最も多いことは今でも変わりなく、外為市場は米国の金融制約や経済状況も含めてUSDの動向いかんで動いていると言っても過言ではありません。

このため、他の通貨の値動きを見るにしても、「USDと比較してどれくらい強いのか、弱いのか」ということが非常に重要です。

加えて、米国の経済指標の発表は他国では全く外為相場に影響を与えないものであっても、大きな影響を与えたりします。(例えば、日本の失業率などは現在の相場ではほとんど外為市場に影響がありませんが、米国の失業率は大きな影響を外為市場に与えます)

加えて、米国のFRB議長(今はバーナンキ議長)や財務長官(今はゴールドマンサックス出身のポールソン)の発言でも、外為相場は非常に動きます。

何れにしましても、外為市場の中心は「USD」であることには変わりないので、基軸通貨として、値動きや動向を押さえることは必須です。

また、以前は「有事のドル買い」という言葉もありましたが、911の同時多発テロ以降、この神話は崩れました。今は、有事があれば、USDはどっちに転んでもおかしくないということです。

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